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医療・介護ニュース

外国籍コロナ陽性、インド・ネパールが7割超-厚労省が空港検疫の検査実績を更新

2021年05月13日 17:45

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 厚生労働省は12日、検疫所における滞在国・地域別の陽性検体数などの新型コロナウイルスの検査実績を更新した。4月25日から5月1日までの1週間の外国籍者の陽性検体数については、インドとネパールの2カ国だけで全体の約75.7%を占めている。【新井哉】

 厚労省が更新した検査実績(直近4週間)によると、4月25日から5月1日までの1週間の陽性検体数は、日本国籍者が前週比4検体増の21検体、外国籍者が同31検体増の74検体となっている。

 国・地域別(外国籍者陽性検体)では、ネパールが30検体で最も多く、以下は、インド(26検体)、フィリピン(6検体)、パキスタン(5検体)などの順だった。日本国籍者の陽性検体については、インドが10検体で最も多かった。

 この集計は速報値で、厚労省は「成田空港、羽田空港、関西空港、福岡空港、中部空港からの入国者について集計している」と説明。総検体数・陽性検体数については、入国前14日間に滞在した国・地域を計上。入国者が複数の国・地域に滞在していた場合は滞在していた国・地域を全て計上している。

出典:医療介護CBニュース