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医療・介護ニュース

認知症疾患医療センターと関係機関の連携強化-秋田県が介護保険事業支援・老人福祉計画を公表

2021年04月27日 20:05

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 秋田県はこのほど、「第8期介護保険事業支援計画・第9期老人福祉計画」(2021-23年度)を公表した。認知症の施策に関しては、認知症疾患医療センターと関係機関との連携体制を強化する方向性を示している。【新井哉】

 計画では、2013年5月に県立リハビリテーション・精神医療センターを認知症疾患医療センターとして指定したことや、17年度までに全ての老人福祉圏域(2次医療圏域)において認知症疾患医療センターを指定(開設)したことを説明。相談件数、外来件数が増加しており、地域における鑑別診断と専門医療相談の体制が整備されていることも取り上げている。

 認知症疾患医療センターに関する今後の取り組みについては、県や市の広報を活用して、認知症疾患医療センターの情報を積極的に発信するなど、広く県民に周知すると記載。また、地域への認知症医療に関する情報発信や、認知症に関する理解を促進する普及・啓発を行うほか、地域住民からの認知症に対する相談対応を実施するとしている。

 また、地域の認知症に関する医療提供体制の中核として、かかりつけ医や地域包括支援センターなどの関係機関と連携し、地域の介護・医療資源を有効に活用するためのネットワークづくりを進めるとしている。

出典:医療介護CBニュース