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医療・介護ニュース

【感染症情報】RSウイルス感染症が4週連続増-感染性胃腸炎も2週連続で増加

2021年04月27日 18:35

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 国立感染症研究所がまとめた12日から18日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、速報値)によると、RSウイルス感染症の定点医療機関当たりの患者報告数が4週連続で増加した。感染性胃腸炎も2週連続で増えた。4週連続で減少していたA群溶血性レンサ球菌咽頭炎は増加に転じた。咽頭結膜熱(プール熱)は2週連続で減少した。【新井哉】

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約26.3%増の3.22人。都道府県別の上位3位は、愛媛(11.95人)、福井(8.7人)、広島(7.74人)。

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比約38.3%増の1.12人。定点当たりの報告数に変更された2018年以降の同期と比べて最も多い。都道府県別の上位3位は、佐賀(7.52人)、宮崎(7.08人)、福岡(5.83人)。

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約23.6%増の0.68人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、鳥取(2.42人)、福岡(2.34人)、新潟(1.89人)。

〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比約6.7%減の0.14人。都道府県別の上位3位は、新潟(0.7人)、鹿児島(0.57人)、福井(0.35人)。

出典:医療介護CBニュース