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医療・介護ニュース

5月下旬サイト公開、日医AIホスピタル推進センター-医療AIプラットフォーム試行運用に向けて

2021年04月22日 13:55

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 日本医師会の今村聡副会長は21日の記者会見で、AIホスピタルの社会実装に向けた活動を開始すると発表した。「日本医師会AIホスピタル推進センター」のホームページを5月下旬に公開し、「医療AIプラットフォーム」の第1期試行運用に向けた医師や医療AIサービス事業者等の登録募集を行う。【齋藤栄子】

 内閣府・戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期で採択された「AIホスピタルによる高度診断・治療システム」プロジェクト活動から、「医療AIプラットフォーム技術研究組合」が認可を受けて、4月1日に設立された。2021年度中に医療AIプラットフォームの試行運用の開始を準備する。 日本医師会AIホスピタル推進センターは、AIホスピタルシステムの普及・推進等を行うために設置されたもの。同センターは21年度の活動として、▽医療AIサービスを提供する事業者登録▽医療AIを利用する医師・医療機関の試行運用への参加登録-を行う。 医療AIプラットフォームの第1期試行運用では、利用者登録の目標を、(1)診療所の医師50名(2)病院の医師50名(3)健診実施機関の医師50名、医療AIサービス事業者の登録目標を、(1)医療AIサービス事業者の登録10社(2)医療AIサービスの登録10サービスと掲げている。第1期募集の上限を超えた場合には、第2期募集枠として取り扱う予定で、22年度以降の社会実装の実現に向けて、より多くの利用者とサービス事業者が参画できる体制構築を目指す。 募集の詳細は今後ホームページで紹介する。日本医師会AIホスピタル推進センターへの取材では、ホームページの公開は5月下旬で、医療AIプラットフォームのホームページと連携の上、募集の案内を掲載すると回答した。

出典:医療介護CBニュース