2021年04月09日 18:00
熊本県はこのほど、第8期熊本県高齢者福祉計画・介護保険事業支援計画(長寿・安心・くまもとプラン)を公表した。認知症施策の推進については、地域の認知症疾患医療センター・専門医療機関、介護サービス事業所などが連携する「熊本型認知症医療・介護体制」の充実・強化を図る方向性を示している。【新井哉】
計画によると、県全域で中心的役割を担う基幹型認知症疾患医療センターと、二次保健医療圏で中心的役割を担う地域の認知症疾患医療センターが連携する独自の2層構造の認知症医療体制を全ての地域で整備しているが、各地域のセンターに患者が集中しており、診療の予約から受診までの待機期間が平均約1.6カ月と長い傾向にある。このため、地域の認知症疾患医療センター・専門医療機関、認知症サポート医、かかりつけ医、介護サービス事業所が連携する3層構造の「熊本型認知症医療・介護体制」の整備に取り組んでいると説明している。
計画では、目指すべき方向性として、「熊本型認知症医療・介護体制」の強化をはじめ、認知症への対応力の向上を図ることで、認知症の人が住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるようにすることを挙げている。特に、認知症サポート医と地域の認知症疾患医療センター、かかりつけ医との連携強化や、認知症専門医以外の医師らの認知症診療技能の向上に取り組むと記載。また、認知症多職種連携パスの成果を踏まえ、認知症の人の診療・介護情報などを適切に共有し、多職種の連携を強化するとしている。
計画によると、県全域で中心的役割を担う基幹型認知症疾患医療センターと、二次保健医療圏で中心的役割を担う地域の認知症疾患医療センターが連携する独自の2層構造の認知症医療体制を全ての地域で整備しているが、各地域のセンターに患者が集中しており、診療の予約から受診までの待機期間が平均約1.6カ月と長い傾向にある。このため、地域の認知症疾患医療センター・専門医療機関、認知症サポート医、かかりつけ医、介護サービス事業所が連携する3層構造の「熊本型認知症医療・介護体制」の整備に取り組んでいると説明している。
計画では、目指すべき方向性として、「熊本型認知症医療・介護体制」の強化をはじめ、認知症への対応力の向上を図ることで、認知症の人が住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるようにすることを挙げている。特に、認知症サポート医と地域の認知症疾患医療センター、かかりつけ医との連携強化や、認知症専門医以外の医師らの認知症診療技能の向上に取り組むと記載。また、認知症多職種連携パスの成果を踏まえ、認知症の人の診療・介護情報などを適切に共有し、多職種の連携を強化するとしている。