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医療・介護ニュース

認知症対応型通所介護など適切なサービス提供促進-山口県が第七次高齢者プラン公表、早期診断推進も

2021年04月05日 15:45

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 山口県はこのほど、「第七次やまぐち高齢者プラン」(2021-23年度)を公表した。認知症施策の推進に関しては、認知症の中期の段階では、できる限り在宅生活を継続していけるよう、家族への支援をはじめ、認知症対応型通所介護や小規模多機能型居宅介護等の身近な介護サービスや障害福祉サービスの利用など「認知症の人の容態に応じた適切なサービス」の提供を促進するとしている。【新井哉】

 プランでは、「地域や職域における認知症に対する理解をさらに進める」と明記。認知症の人やその家族を支援する人材の養成や市町の認知症施策の取り組みが円滑に実施されるよう「早期発見・診断・対応、サービス提供体制の充実が必要」としている。

 「早期の発見・診断・対応」については、▽やまぐちオレンジドクター(山口県もの忘れ・認知症相談医)による相談支援▽かかりつけ医による健康管理▽かかりつけ歯科医による口腔機能の管理▽かかりつけ薬剤師・薬局による服薬指導-などを通じた「認知症の早期発見や専門医療機関への紹介等による早期診断」を推進するとしている。

 「容態に応じた適切なケア」については、認知症の初期の段階で「保健師等による訪問指導や認知症カフェの活用支援等を実施する」などとしている。

出典:医療介護CBニュース