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医療・介護ニュース

都内企業テレワーク導入率が2.6ポイントダウン-感染症拡大防止に有効、出勤者7割削減「お願い」

2021年04月05日 15:10

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 東京都はこのほど、3月後半の都内企業(従業員30人以上)のテレワーク実施状況の調査結果を公表した。都内企業のテレワーク導入率は56.4%で、前回の調査(3月前半)と比べて2.6ポイント下がった。【新井哉】

 調査期間は、3月後半の調査が3月22日から30日まで、3月前半の調査が3月8日から12日までとなっている。都によると、3月後半のテレワークの実施回数は、週3日以上の実施(47.4%)が前回の調査と比べて3.3ポイント下がった。テレワークを実施した社員(56.2%)については、前回よりも1.8ポイント上がった。

 都は、感染症の拡大防止と事業活動の両立を図るためには、「テレワークや時差出勤などが有効」などと説明している。緊急事態宣言が3月21日に解除されたが、企業などに対し、引き続き、「週3日・社員の6割以上」のテレワーク実施に加え、半日・時間単位のテレワーク(テレハーフ)とローテーション勤務、時差出勤を組み合わせることなどにより、出勤者数の7割削減を目指すよう「お願い」している。

出典:医療介護CBニュース