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医療・介護ニュース

依存症治療に対応できる医療機関の充実図る-横浜市が地域支援計画の素案公表

2021年03月17日 16:15

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 横浜市はこのほど、「横浜市依存症対策地域支援計画」(仮称)の素案を公表した。重点施策の1つに「専門的な支援者による回復支援の取組」を挙げており、依存症の治療に対応できる医療機関の充実を図るため、精神科などの医療関係者に対する研修を実施する方向性を示している。【新井哉】

 計画の素案では、依存症の本人への支援で専門医療機関が大きな役割を果たしていることを説明。一般医療機関についても、「依存症の早期発見と専門医療機関をはじめとする専門的な支援者へのつなぎに向けた重要な役割を担っている」との考えを示している。

 「関係主体に期待される役割」に関しては、身近な支援者として、▽行政▽福祉▽医療(一般医療機関)▽司法▽教育-を提示。医療(一般医療機関)については、本人などが診療・相談に訪れた際、「依存症問題に対して気付き、適切な専門的な支援者へのつなぎを行うこと」が求められていると記載。依存症の回復支援を行う専門的な支援者と連携しながら、本人が抱えている障害や疾患などの治療を行う役割を担うことが期待されるとしている。

出典:医療介護CBニュース