閉じる

医療・介護ニュース

【感染症情報】RSウイルス感染症が4週連続増加-感染性胃腸炎は3週連続減少

2021年02月24日 13:00

印刷

 国立感染症研究所がまとめた8日から14日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、速報値)によると、RSウイルス感染症の定点医療機関当たりの患者報告数が4週連続で増えた。5週連続で増加していたA群溶血性レンサ球菌咽頭炎は減少に転じた。感染性胃腸炎は3週連続で減少。咽頭結膜熱(プール熱)も減った。【新井哉】

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約7.1%減の2.63人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、宮崎(8.5人)、鹿児島(6.81人)、鳥取(5.7人)。

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約7.6%減の0.73人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、福岡(2.78人)、新潟(2.21人)、鳥取(1.89人)。

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比約8%増の0.27人。都道府県別の上位3位は、宮崎(3.53人)、熊本(2.0人)、長崎(1.77人)。

〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比約16.7%減の0.2人。都道府県別の上位3位は、鹿児島(0.78人)、石川(0.69人)、福岡(0.58人)。

出典:医療介護CBニュース