2019年08月07日 15:05
厚生労働省は6日、病床機能報告制度の報告方法改正の告示案に関するパブリックコメントの募集を始めた。同制度の報告・公表項目として「組織プラスミノーゲン活性化因子投与の実施件数」を追加する。募集期間は9月4日まで。9月下旬に告示する予定。【新井哉】
病床機能報告では、「超急性期脳卒中加算の算定件数」を報告することになっており、超急性期脳卒中加算の要件の1つに組織プラスミノーゲン活性化因子投与が含まれている。しかし、この加算を取らずに組織プラスミノーゲン活性化因子を投与している医療機関もあるため、投与の実態を把握する指標として、実施件数の項目を追加したい考えだ。
厚労省は、組織プラスミノーゲン活性化因子に血栓を溶解させる効果があり、超急性期の脳梗塞に対する治療効果が期待できることに触れ、「その投与回数は、超急性期の脳梗塞に対応している医療機関か否かを判断する参考となる」としている。
病床機能報告では、「超急性期脳卒中加算の算定件数」を報告することになっており、超急性期脳卒中加算の要件の1つに組織プラスミノーゲン活性化因子投与が含まれている。しかし、この加算を取らずに組織プラスミノーゲン活性化因子を投与している医療機関もあるため、投与の実態を把握する指標として、実施件数の項目を追加したい考えだ。
厚労省は、組織プラスミノーゲン活性化因子に血栓を溶解させる効果があり、超急性期の脳梗塞に対する治療効果が期待できることに触れ、「その投与回数は、超急性期の脳梗塞に対応している医療機関か否かを判断する参考となる」としている。