2021年02月12日 19:40
東京都は12日、第8期東京都高齢者保健福祉計画(2021-23年度)の案を公表した。島しょ地域などの「認知症疾患医療センター未設置地域」について、東京都健康長寿医療センターに設置した「認知症支援推進センター」の認知症専門医らが未設置地域の医療従事者などに対して相談支援を行うとしている。【新井哉】
計画案では、認知症について、「原因疾患や進行段階により症状等が異なるため、鑑別診断後、その段階に応じた適切な医療の提供が必要」と指摘。また、身体合併症や行動・心理症状を発症する認知症の人が多いことを取り上げ、「地域の多くの医療機関がその機能や特性に応じて、連携して対応するほか、症状が悪化したときに適切に対応できる診療体制の整備が必要」としている。
施策の方向性については、「認知症疾患医療センター未設置地域」における医療従事者などに対する相談支援に加え、認知症の人と家族への支援体制の充実を図り、「全区市町村で認知症の人の地域生活を支える医療・介護の連携体制」を構築するといった方向性を示している。
計画案では、認知症について、「原因疾患や進行段階により症状等が異なるため、鑑別診断後、その段階に応じた適切な医療の提供が必要」と指摘。また、身体合併症や行動・心理症状を発症する認知症の人が多いことを取り上げ、「地域の多くの医療機関がその機能や特性に応じて、連携して対応するほか、症状が悪化したときに適切に対応できる診療体制の整備が必要」としている。
施策の方向性については、「認知症疾患医療センター未設置地域」における医療従事者などに対する相談支援に加え、認知症の人と家族への支援体制の充実を図り、「全区市町村で認知症の人の地域生活を支える医療・介護の連携体制」を構築するといった方向性を示している。