閉じる

医療・介護ニュース

多様な精神疾患対応可能な医療機能明確化など記載-愛知県が障害者福祉プラン案を公表

2021年01月20日 19:59

印刷

 愛知県は18日、「あいち障害者福祉プラン2021-2026(仮称)」の案を公表した。精神保健・医療の施策などの方向性を示しており、精神に障害のある人が地域で安心して生活できるように医療計画に基づき、精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築、多様な精神疾患等に対応できる医療機能の明確化などを図るとしている。【新井哉】

 障害者福祉プラン案では、計画期間の取り組みも記載している。例えば、「精神保健・医療の適切な提供等」については、精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築や多様な精神疾患等に対応できる精神科医療機関の医療機能の明確化に加え、▽精神・身体合併症連携推進事業の実施▽アルコール・薬物・ギャンブル等依存症治療等の専門医療機関等の選定▽自殺対策の総合的な推進▽精神科救急医療体制の整備▽災害拠点精神科病院の拡充-などを挙げている。

 また、医療的ケア児者の地域生活を支えるため、「地域における支援関係機関の協議の場の設置」や「医療的ケア児等コーディネーターの配置」を進め、医療的ケア児者の地域の支援体制の充実を図るとしている。

出典:医療介護CBニュース