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医療・介護ニュース

薬剤耐性あるある川柳「いいね賞」選定へ-国立国際医療研究センター、一般投票を開始

2021年01月18日 14:40

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 国立国際医療研究センター(AMR臨床リファレンスセンター)は18日、「第4回薬剤耐性あるある川柳」の一般投票を開始したと発表した。応募作品(2207作品)の中から最終選考に残った40作品について、一般投票による「いいね賞」を選定する。入賞作品の発表は2月上旬の予定。【新井哉】

 薬剤耐性(AMR)は、抗菌薬の使用に伴って病原体が変化し、特定の種類の抗菌薬・抗生物質が効きにくくなったり、効かなくなったりすることで、日本では毎年8000人以上が薬剤耐性菌感染症で死亡しているとされている。

 この川柳は、2020年11月の薬剤耐性(AMR)対策推進月間に合わせて募集したもので、「川柳を通じてAMR対策や抗菌薬について理解を深め、考える機会にしていただくことを目的に毎年行っている」などと説明している。

 最終選考に残った40作品は以下の通り。
 抗菌薬 未来に残るか 君しだい▽抗菌薬 欲しがりません 風邪だから▽必要か 処方をする前 一呼吸▽ウイルスに 効かず増えるは 耐性菌▽良薬も 正しく飲まねば 逆効果▽「もったいない」 薬に持つな エコ意識▽耐性菌 いつの時代も 知恵くらべ▽いりません 不要不急の 抗菌薬▽抗菌薬 イイネはしても シェアはなし▽抗菌剤 出さない意思と その理解▽とりあえず 言っていいのは ビールだけ▽身勝手に 薬残して 菌残し▽医師の指示 聞いて薬の 効く未来▽菌じゃなく 正しい知識を 広めよう▽気休めの 服薬が生む 耐性菌▽将来の 薬剤耐性 今防ぐ▽余ってる 薬あげない もらわない▽抗菌薬 家族で話す 使い方▽密じゃなく 厳密に飲む 抗菌薬▽抗菌薬 残せば菌の 倍返し▽細菌の 政権交代 耐性菌▽残しても いつか使える わけじゃない▽耐性菌 正しい理解が 守るカギ▽効かないと 悔いる明日より 守る今日▽我がことと 思い向き合う 耐性菌▽医師泣かせ 効かぬ薬が 山となり▽抗菌薬 いつも効くとは 限らない▽薬から 得られる安心 落とし穴▽ワンヘルス 責任果たそう 人類が▽耐性菌 出さない努力 私から▽他人事 正しく知れば 自分事▽服薬の 自粛で喜ぶ 耐性菌▽抗菌薬 知識と意識 身を助け▽ほんとなら 治る人まで 治せない▽飲み忘れ 菌が喜ぶ その言葉▽良薬が 効くも効かぬも 飲む知識▽耐性菌 育てるキミの  無関心▽耐性菌 減らす薬の 使い方▽抗菌薬 貯める場じゃない 冷蔵庫▽何となく 抗菌薬飲む 君に喝

出典:医療介護CBニュース