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医療・介護ニュース

都道府県の肝炎対策協議会、コロナ影響で開催減少-厚労省が自治体の取り組み状況など示す

2021年01月15日 20:10

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 厚生労働省は15日、第25回肝炎対策推進協議会で、国や自治体の肝炎対策の取り組み状況などを示した。2018年度は全都道府県開催していた肝炎対策協議会について、19年度は「新型コロナウイルス感染症の影響等により肝炎対策協議会を開催した都道府県が減少した」としている。【新井哉】

 都道府県の肝炎対策協議会は、拠点病院や医師会、行政、患者団体の関係者や学識経験者などで構成されており、肝炎に関する計画・目標、重症化予防事業、肝炎治療特別促進事業、医療体制、普及啓発などを議論している。

 厚労省によると、19年度に肝炎対策協議会を開催した都道府県が36あった。開催回数も取り上げており、18年度は3回以上開催していたケースがあったが、19年度はなかった。計画や目標の策定状況(19年度)については、「全ての都道府県で肝炎対策に係る計画や目標を策定し、目標等の達成状況を把握している」と説明している。

出典:医療介護CBニュース