大分県は13日、「大分県ギャンブル等依存症対策推進計画（素案）」を公表した。医療提供体制に関しては、ギャンブル等依存症に対する適切な医療を提供することができる専門医療機関を1カ所以上指定し、その専門医療機関の中から県内のギャンブル等依存症の治療拠点となる医療機関を指定する方向性を示している。【新井哉】

　素案では、専門医療機関などの指定に加え、専門医療機関と治療拠点機関の連絡会を開催し、依存症に関する診療体制ネットワークの構築に向けた協議を行うとしている。

　また、専門医療機関やその他の精神科医療機関、一般医療機関との連携を推進することも記載。相談窓口や専門医療機関などの治療機関についても、県のホームページなどで周知するとしている。