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医療・介護ニュース

不安の対象、「自分や家族への感染」が6割超-厚労省がコロナメンタルヘルス調査結果概要公表

2021年01月07日 13:15

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 厚生労働省はこのほど、「新型コロナウイルス感染症に係るメンタルヘルスに関する調査」の結果概要を公表した。不安の対象に関しては、「いずれの時期も『自分や家族の感染への不安』が6割以上と最も多かった」としている。【新井哉】

 調査は、新型コロナウイルス感染症の拡大や行動制限などの対策により、感染に対する不安や行動変容に伴うストレスなど、国民の心理面に多大な影響が生じている可能性があることから、心理面への影響を把握するために行われた。2020年9月11-14日に15歳以上を対象にインターネットで実施。回収サンプルは1万981件だった。

 調査の結果概要によると、不安の対象については、「2月-3月」「4月-5月」「6月-7月」「8月-現在(調査時点:9月)」のいずれの時期も、「自分や家族への感染」の割合が最も高かった。性別年代別の特徴も示しており、30-49歳男性や20-49歳女性では、「自分や家族の仕事や収入に関する不安」の割合が高かった。

 産業別の特徴に関しては、「『宿泊業、飲食サービス業』『生活関連サービス業、娯楽業』の人は、すべての時期で『自分や家族の仕事や収入に関する不安』の割合が高かった」としている。

出典:医療介護CBニュース