2021年01月05日 16:50
総務省消防庁はこのほど、「救急・救助の現況」(2019年)を公表した。19年の救急車による搬送人員数は過去最多となっており、半数近くが軽症だった。【新井哉】
19年の救急車による搬送人員は前年比1万7,713人増の597万8,008人。急病が392万2,274人で最も多く、以下は、一般負傷(92万6,553人)、交通事故(41万1,528人)、労働災害(5万5,924人)、運動競技(4万1,573人)、自損行為(3万5,545人)などの順だった。
急病の搬送人員を疾病分類別で見ると、「呼吸器系」が38万1,919人(9.7%)、「消化器系」が34万343人(8.7%)、「心疾患等」が31万6,726人(8.1%)、「脳疾患」が27万4,668人(7.0%)、「感覚系」が16万604人(4.1%)、「泌尿器系」が13万1,535人(3.4%)、「精神系」が12万5,910人(3.2%)などとなっている。
傷病程度別では、軽症(286万9,027人)と中等症(254万3,545人)が多かった。救急車による病院収容所要時間(入電から医師引き継ぎまでに要した時間)の全国平均は、前年と同じ39.5分となっている。
19年の救急車による搬送人員は前年比1万7,713人増の597万8,008人。急病が392万2,274人で最も多く、以下は、一般負傷(92万6,553人)、交通事故(41万1,528人)、労働災害(5万5,924人)、運動競技(4万1,573人)、自損行為(3万5,545人)などの順だった。
急病の搬送人員を疾病分類別で見ると、「呼吸器系」が38万1,919人(9.7%)、「消化器系」が34万343人(8.7%)、「心疾患等」が31万6,726人(8.1%)、「脳疾患」が27万4,668人(7.0%)、「感覚系」が16万604人(4.1%)、「泌尿器系」が13万1,535人(3.4%)、「精神系」が12万5,910人(3.2%)などとなっている。
傷病程度別では、軽症(286万9,027人)と中等症(254万3,545人)が多かった。救急車による病院収容所要時間(入電から医師引き継ぎまでに要した時間)の全国平均は、前年と同じ39.5分となっている。