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医療・介護ニュース

5Gなど用いた救急活動の効率化・高度化を検討-総務省が2021年度予算案の概要公表

2020年12月22日 15:40

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 総務省は21日、2021年度の総務省所管予算案の概要を公表した。「消防の広域化の推進等防災体制の充実強化」については、前年度当初予算比1億1,000万円増の16億7,000万円を計上している。【新井哉】

 予算案の概要では、住民からの電話救急相談を受け付ける救急安心センター事業(♯7119)について、「全国展開を推進する」と記載。5Gなどの新たな技術を用いた救急活動の効率化・高度化についても「検討を実施する」としている。

 また、各地域の多様な消火・救急・救助ニーズに的確に対応するため、消防の広域化や消防業務の一部の連携・協力など、地域の実情に応じた柔軟な対応を推進する方向性を提示。このほか、感染症対策などのため、消防大学校でインターネットを活用したリモート授業が行える設備・体制を整備するほか、e-ラーニングシステムによる事前受講を実施する学科などを拡充し、コンテンツを新規に制作するとしている。

出典:医療介護CBニュース