閉じる

医療・介護ニュース

コロナ患者移送・搬送で救急活動用の資器材整備-総務省が第3次補正予算案の概要を公表

2020年12月16日 14:35

印刷

 総務省は15日、同省所管の2020年度第3次補正予算案の概要を公表した。経済対策については、「新型コロナウイルス感染症の拡大防止策」や「ポストコロナに向けた経済構造の転換・好循環の実現」などが盛り込まれている。【新井哉】

 「新型コロナウイルス感染症の拡大防止策」に関しては、▽消防における救急活動用の資器材の整備(3.0億円)▽周期統計調査の確実な実施のための環境等整備(24.8億円)▽モバイル決済モデル推進事業(2.6億円)-を挙げており、「消防における救急活動用の資器材を整備し、新型コロナウイルス感染症の患者等の移送・搬送に万全を期す」などと説明している。

 「ポストコロナに向けた経済構造の転換・好循環の実現」では、マイナンバーカードを用いた地方公共団体のオンライン手続の推進(249.9億円)を取り上げており、マイナンバーカードの利便性を向上させるため、「原則、全自治体において、カードを用いて子育て・介護等のオンライン手続が可能となるよう、自治体とマイナポータルとの接続を支援する」としている。

出典:医療介護CBニュース