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医療・介護ニュース

【感染症情報】感染性胃腸炎、プール熱2週連続増-ヘルパンギーナは横ばい、RSウイルス2週連続減

2020年11月24日 15:40

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 国立感染症研究所がまとめた9日から15日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、速報値)によると、感染性胃腸炎と咽頭結膜熱(プール熱)の定点医療機関当たりの患者報告数が2週連続で増加した。2週連続で減少していたA群溶血性レンサ球菌咽頭炎は増加に転じた。RSウイルスは2週連続で減少。ヘルパンギーナは横ばいだった。【新井哉】

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約16.2%増の2.08人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、山形(8.55人)、福岡(7.64人)、佐賀(4.74人)。

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約12.5%増の0.72人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、宮崎(2.33人)、鳥取(2.16人)、福岡(1.84人)。

〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比約16.7%増の0.21人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、佐賀(1.0人)、宮崎(0.47人)、北海道(0.46人)。

〔ヘルパンギーナ〕報告数は前週と同じ0.16人。都道府県別の上位3位は、山形(1.31人)、香川(0.96人)、宮崎(0.94人)。

〔RSウイルス〕報告数は前週比約9.1%減の0.1人。都道府県別の上位3位は、沖縄(4.35人)、鹿児島(2.3人)、岩手(0.63人)。

出典:医療介護CBニュース