厚生労働省は20日、インフルエンザの発生状況を公表した。9日から15日までの週の全国の患者報告数（定点医療機関約5000カ所）に関しては、12都道府県から計23人の報告があった。前年同期と比べて9084人少なかった。【新井哉】

　都道府県別の患者報告数は、岡山が4人、北海道が3人、東京、神奈川、新潟、三重、大阪、愛媛がそれぞれ2人、岐阜、静岡、滋賀、宮崎がそれぞれ1人となっている。

　学級・学年閉鎖、休校となった施設（保育所、幼稚園、小学校、中学校、高校）については、前年同期は258施設あったが、この週はなかった。