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医療・介護ニュース

【感染症情報】ヘルパンギーナが3週連続で減少-A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は2週連続減

2020年11月17日 15:10

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 国立感染症研究所がまとめた2日から8日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、速報値)によると、ヘルパンギーナの定点医療機関当たりの患者報告数が3週連続、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が2週連続で減少した。RSウイルスも減った。感染性胃腸炎、咽頭結膜熱(プール熱)は増えた。【新井哉】

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約3.5%増の1.79人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、山形(6.31人)、福岡(5.25人)、大分(4.44人)。

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約17.9%減の0.64人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、鳥取(2.32人)、宮崎(1.83人)、新潟(1.4人)。

〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比約20%増の0.18人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、福岡(0.67人)、鹿児島(0.56人)、北海道(0.4人)。

〔ヘルパンギーナ〕報告数は前週比約27.3%減の0.16人。都道府県別の上位3位は、山形(1.9人)、島根(0.91人)、香川(0.89人)。

〔RSウイルス〕報告数は前週比約8.3%減の0.11人。都道府県別の上位3位は、沖縄(5.09人)、鹿児島(2.48人)、岩手(0.41人)。

出典:医療介護CBニュース