2020年11月11日 16:25
国立感染症研究所がまとめた10月26日から11月1日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、速報値)によると、2週連続で減少していた手足口病の定点医療機関当たりの患者報告数が増加に転じた。ヘルパンギーナは2週連続で減少。感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎も減った。咽頭結膜熱(プール熱)は横ばいだった。【新井哉】
〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約1.7%減の1.73人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、山形(4.59人)、福岡(3.86人)、大分(3.67人)。
〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約1.3%減の0.78人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、鳥取(2.95人)、福岡(2.22人)、宮崎(2.03人)。
〔ヘルパンギーナ〕報告数は前週比約4.3%減の0.22人。過去10年同期の平均よりも多い。都道府県別の上位3位は、山形(3.79人)、島根(1.39人)、高知(1.32人)。
〔手足口病〕報告数は前週比約9.0%増の0.12人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、沖縄(1.47人)、鹿児島(1.46人)、高知(1.29人)。
〔咽頭結膜熱〕報告数は前週と同じ0.15人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、宮崎(0.44人)、福井(0.43人)、香川(0.36人)。
〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約1.7%減の1.73人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、山形(4.59人)、福岡(3.86人)、大分(3.67人)。
〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約1.3%減の0.78人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、鳥取(2.95人)、福岡(2.22人)、宮崎(2.03人)。
〔ヘルパンギーナ〕報告数は前週比約4.3%減の0.22人。過去10年同期の平均よりも多い。都道府県別の上位3位は、山形(3.79人)、島根(1.39人)、高知(1.32人)。
〔手足口病〕報告数は前週比約9.0%増の0.12人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、沖縄(1.47人)、鹿児島(1.46人)、高知(1.29人)。
〔咽頭結膜熱〕報告数は前週と同じ0.15人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、宮崎(0.44人)、福井(0.43人)、香川(0.36人)。