

Vol.12
疲労・倦怠感
一般財団法人神奈川県警友会 けいゆう病院 薬剤部 副主任
小澤有輝 先生
■ 疲労・倦怠感
- がん治療に伴う疲労・倦怠感
- 疲労・倦怠感を引き起こす主な治療薬
- 抗がん薬以外の原因による疲労・倦怠感
- 疲労・倦怠感の評価
- 疲労・倦怠感に対する対処法、治療
- 患者さんへの指導
小澤先生からのアドバイス
-
がん治療薬に起因する疲労・倦怠感に対する傾聴のポイント
- ・がん治療薬に起因する疲労・倦怠感は、薬剤が直接関与する場合と内分泌障害を引き起こすことにより間接的に関与する場合がある1)。
- ・がん治療中には、治療薬以外が原因で疲労・倦怠感があらわれることもある1)。
- ・疲労・倦怠感の発現時期、薬剤との因果関係、がんの病態などを考慮した聴き取りをすることで、適切なマネジメントにつながる1-3)。
-
がん治療薬に起因する疲労・倦怠感発現時の対処のポイント
- ・薬剤が直接関与する疲労・倦怠感に対しては、薬剤の休薬、減量を考慮する1)。
- ・がん治療薬の休薬・減量は治療目的を念頭に置いて検討し、状況によっては治療強度を維持するため、症状をある程度は許容することも選択肢となる。
- ・内分泌障害に伴う疲労・倦怠感の場合、内分泌障害に対する専門的な対処が必要である1,4-7)。
がん治療に伴う疲労・倦怠感
疲労と倦怠感は主観的な感覚であり、明確に区別することは困難だが、有害事象共通用語規準(CTCAE) v6.0では、疲労は「日常生活の遂行に十分なエネルギーが明らかに不足し、全身的に弱くなった状態」と定義される8)。また、倦怠感は「全身的な不快感、だるさ、元気がない」と定義される8)。全米総合がん情報ネットワーク(NCCN)ガイドラインでは、がんまたはがん治療に関連した、身体的・感情的・認知的な疲労感や消耗感による、持続的で苦痛を伴う主観的な感覚であり、直近の活動量と釣り合わず日常生活に支障をきたす状態を、Cancer-Related Fatigue(がん関連疲労)と定義しており、健康人の疲労と比べ、より重度で苦痛を伴い、休息によっても緩和されにくいとされる2)。
がん関連疲労の病態生理メカニズムはいまだ不明であるが、末梢および中枢神経系の炎症性サイトカインネットワークの活性化、視床下部-下垂体-副腎系(HPA axis)の乱れによるコルチゾール分泌の調節異常、概日リズムの乱れなどのメカニズムが提唱されている9)。
疲労・倦怠感を引き起こす主な治療薬
疲労・倦怠感の原因となり得る抗がん薬として、殺細胞性抗がん薬、分子標的治療薬、免疫チェックポイント阻害薬などがあげられる1)。
殺細胞性抗がん薬による疲労・倦怠感は、投与開始数日後から出現し、単回投与では出現から数日後、連日投与では投与終了数日後に消失することが多い1)。
分子標的治療薬であるVEGF阻害薬による疲労・倦怠感は、薬剤が直接影響する症状以外に、投与開始1~数ヵ月後に認められる甲状腺機能障害によってあらわれることがある1)。
免疫チェックポイント阻害薬による疲労・倦怠感は、甲状腺機能障害、副腎機能障害、1型糖尿病をはじめとする内分泌機能障害などの免疫関連有害事象(irAE)の症状としてあらわれることがある1)。
抗がん薬以外の原因による疲労・倦怠感
疲労・倦怠感は、抗がん薬以外に、悪液質やがんの進行、貧血、併用薬剤、電解質異常などによっても引き起こされるため、疲労・倦怠感の原因の鑑別が重要となる1)。例えば、貧血は、抗がん薬治療に伴う場合や出血性、消耗性、鉄欠乏性など、要因が多岐にわたるため、ヘモグロビン(Hb)値や平均赤血球容積(MCV)、血清鉄などの変動、出血の有無と程度、摂食状況を確認する必要がある1)。また、末梢神経障害治療薬などの併用薬剤が疲労・倦怠感を引き起こす場合もあり、症状の出現前後で新規薬剤を開始したか、既存薬の投与量を増量したかを確認する必要がある1)。
がんやがん治療が要因の場合は対症療法が中心となるが、疲労・倦怠感の原因を鑑別後、各要因に対応することで症状が改善する可能性がある1)。
【抗がん薬以外の原因による疲労・倦怠感】1)
| 疾患・病態 | 特徴 | 鑑別のポイント
問診できること |
|---|---|---|
| 悪液質 | 終末期に近づくほど出現頻度・重症度が高くなる | 体重・栄養状態(Alb値)・Hb値の変動の確認
①食事は摂れているか? ②体重減少が認められているか? ③症状出現に併せて治療薬の変更があったか? |
| がんの進行 | 終末期に近づくほど出現頻度・重症度が高くなる | 症状の持続性、出現・消失時期、日内変動の確認 治療ラインやがんの進行度合いの確認。 投与している抗がん薬による症状出現プロファイルの確認 ①いつから症状が出現しているか? ②日内変動はあるか? ③症状の出現に併せて治療薬の変更があったか? |
| 貧血 | 抗がん薬治療に伴うものや出血性、消耗性、鉄欠乏性など要因は多岐にわたる | Hb値やMCV、血清鉄などの変動、出血の有無およびその程度、摂食状況の確認
①ふらつきはあるか? ②(持続する)出血はあるか? ③食事内容や摂取量はどうか? |
| 併用薬剤 | 末梢神経障害治療薬、向精神薬などにより症状が出現する | 症状の出現前後における新規薬剤の開始あるいは既存薬の投与量増量の確認
症状出現時期近辺で新規薬剤の開始や既存薬の投与法の変更があったか? |
| 感染症 | 腫瘍熱との鑑別も必要 | CRP、プロカルシトニン、β-D-グルカン、白血球数およびその分画
①いつから症状が出現しているか? ②日内変動はあるか? ③解熱薬をどのように内服しているか? |
| 電解質異常 | 病状進行や骨転移などに伴う高Ca血症、経口摂取不良や下痢に伴う低K血症の頻度が高い |
低K血症の出現要因として、①下痢の出現やその程度はどうか? ②食事内容や摂取量はどうか? |
| 睡眠障害 | 不眠のみならず睡眠時無呼吸症候群も視野に入れる | 眠れているかのみならず熟眠感が得られているかも評価が必要、 同居者などによる客観的視点も重要 ①熟眠感が得られているか? ②睡眠時の無呼吸があるか? |
| 抑うつ | 診断確定時や病状悪化時に出現しやすい | 睡眠障害ならびに意欲低下の有無やその程度の確認、日内変動の有無
①睡眠は確保できているか? ②気分の落ち込みがあるか? ③今まで習慣的にしていたことが気持ち的にできなくなっていないか? ④午前中は調子が悪く午後になると調子がよくなるか? |
| 内分泌疾患 | 稀だが、原発性甲状腺機能障害、副腎機能障害などが起こりうる。 免疫チェックポイント阻害薬投与歴を確認し免疫関連有害事象との鑑別も行う |
各種ホルモン値の変動の確認
問診などにより上記要因を除外できた際に考慮する |
吉村知哲、田村和夫監修, がん薬物療法副作用管理マニュアル第3版, 128-139, 医学書院, 2024. より改変
疲労・倦怠感の評価
がん関連疲労は治療のコンプライアンスと転帰に深刻な影響を及ぼすことから、米国臨床腫瘍学会(ASCO)ガイドラインやNCCNガイドラインでは、臨床医によるがん関連疲労の定期的なスクリーニングを実施するよう公表している2,9)。しかし、がん関連疲労の有病率は、評価者が医師と患者さんのいずれかによって異なり、特に重度の割合は、医師による診断1.6%、患者さんによる回答23.6%であったとする報告もあることから9)、注意を要する。また、がん患者の66%が疲労について医師に話したことがないとの海外の報告(n=200)もあり、その主な理由は、医師が疲労について尋ねなかった47%、疲労に対して効果的な治療法があると知らなかった43%、薬剤を使わずに疲労を治療したいと希望したため40%であった10)。以上から、医療者と患者さんの間での疲労・倦怠感の有病率、重症度の意識のずれがあることを念頭に置き、医療者による客観的評価および患者さんの主観的評価を統合して評価する必要がある1,9,10)。
疲労・倦怠感の評価尺度
がん関連疲労の評価にはBrief Fatigue Inventory(BFI)、Checklist Individual Strength(CIS)、European Organization for Research and Treatment of Cancer(EORTC)を含む多くの評価尺度が用いられているが、用いる評価尺度によってがん関連疲労の推定有病率が異なることが報告されている9)。また、質問項目が多く、時間的制約などの観点から日常臨床で使用するには課題が多い11)。この点を踏まえると、疲労・倦怠感の簡便な評価として、客観的評価にはCTCAE8)、主観的評価には日本語版M.D.アンダーソンがんセンター版症状評価票のだるさ(つかれ)に関する項目などが有用と考えられる12)。
<CTCAE v6.0> 8)
| Grade1 | Grade2 | Grade3 | Grade4 | Grade5 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 疲労 | 休息により軽快する疲労 | 休息によって軽快しない疲労; 身の回り以外の日常生活動作の制限; 年齢相応の正常日常活動への軽度/中等度の影響(小児) |
休息によって軽快しない疲労で, 身の回りの日常生活動作の制限を要する; 年齢相応の正常日常活動への高度の影響(小児) |
ー | ー |
| 倦怠感 | だるさがある,または元気がない | 身の回り以外の日常生活動作を制限するだるさがある, または元気がない状態; 年齢相応の正常日常活動への軽度/中等度の影響(小児) |
身の回りの日常生活動作を制限するだるさがある, または元気がない状態; 年齢相応の正常日常活動への高度の影響(小児) |
ー | ー |
日本臨床腫瘍研究グループ. Common Terminology Criteria for Adverse Events (CTCAE) version 6.0(https://jcog.jp/doctor/tool/ctcaev6/) より抜粋
<日本語版M.D.アンダーソンがんセンター版症状評価票のだるさ(つかれ)> 12)
がん患者は、「この24時間に、だるさ(つかれ)が最も強かったときの程度」について、0(症状は全くなかった)から10(症状はこれ以上考えられないほど強かった(ひどかった))までの数字に1つだけ○をつける。
疲労・倦怠感の評価のポイント
患者さんによる疲労・倦怠感の表現は、「ぐっすり寝たのに疲れがとれない」、「集中力が落ちている」、「階段の上り下りで息切れがする」という具体的な言葉から、「衰弱」、「エネルギー不足」、「眠い」などの単語まで様々であるため、患者さんとの対話時には質問内容を工夫し、ちょっとした一言を拾い上げる努力が医療者側にも必要である1,13)。また、患者さんの疲労の状態を時系列で把握するために、①いつから症状が始まったか、②どのくらいの頻度で症状があらわれるか、③時間経過とともに症状が変化したか、④何かによって症状が良くなったり悪くなったりするか、⑤症状は日常生活にどの程度支障をきたしているかを評価し3)、抗がん薬の影響か、その他の要因による影響かを整理するとよい。
疲労・倦怠感に対する対処法、治療
疲労・倦怠感の早期発見には、がん関連疲労の定期的なスクリーニング実施に加え、症状の要因を推察するために「いつから疲労・倦怠感が出現したか?」「抗がん薬を投与すると症状が悪化するか?」「新規で開始した薬物療法はあるか?」などについて聴取することが重要である1)。疲労・倦怠感は、抗がん薬以外に、悪液質や貧血、あるいは末梢神経障害治療薬などの併用薬剤に起因する場合もある1)。
抗がん薬が直接関与する疲労・倦怠感
疲労・倦怠感により、身の回りの日常生活に支障がある場合には、対症療法や被疑薬の減量・中止などを考慮する必要があるが1)、疲労・倦怠感の対策としての抗がん薬の休薬、減量が治療効果に与える影響については明確なエビデンスが存在しない。このため薬剤師として介入を行う際には、休薬、減量に対するメリット、デメリットを踏まえ患者さん、医師と相談し、合意形成を図ることが重要と考える。
<疲労・倦怠感に対する対症療法(薬物療法)>
会員限定 □ 漢方薬補剤*である補中益気湯、十全大補湯、人参養栄湯などは、がん自体や抗がん治療による疲労・倦怠感のケアに用いられる場合がある1,19,20)。
*補剤とは、漢方医学で気や血が足りない場合、これらを補って調整する漢方薬を指す。
<がんサポーティブケアに使われる漢方薬>
| 全身倦怠感・疲労感 | 貧血を伴う全身倦怠感には | 十全大補湯 |
|---|---|---|
| 気力が衰え、疲労感が強いときには | 補中益気湯 | |
| 不安感や咳などを伴うときには | 人参養栄湯 |
元雄良治, エビデンスを活かす 漢方でできるがんサポーティブケア, 南山堂, 80, 2019
<疲労・倦怠感に対する対症療法(非薬物療法)>
□ 運動療法運動療法は、がん治療中およびがん治療後のがん関連疲労の軽減に有効であったことが報告されている21)。運動の種類は、柔軟性トレーニングより軽度~中等度の有酸素運動(ウォーキングなど)やレジスタンストレーニング(筋力トレーニング)が良いとされている22)。
□ その他生活環境の改善・整理、社会資源などによるサポートも有用と考えられる1)。
抗がん薬が二次的に関与する疲労・倦怠感
□ チロシンキナーゼ阻害薬などの分子標的薬による甲状腺機能低下症チロシンキナーゼ阻害薬などの分子標的薬の投薬前と投与開始以降に定期的な甲状腺ホルモン検査を実施し、注意深く臨床症状を観察する1,4)。薬剤による直接的な倦怠感と甲状腺機能低下による疲労・倦怠感は重複する場合があり、疲労・倦怠感の症状のみでは鑑別困難だが、甲状腺機能低下症では嗄声、浮腫、便秘などの症状を伴うことがあるため、甲状腺機能低下が疑われる場合も甲状腺ホルモン検査を提案する4)。甲状腺機能低下症と診断された場合には、甲状腺ホルモン補充療法を施行する1,4)。
□ 免疫チェックポイント阻害薬による内分泌障害免疫チェックポイント阻害薬使用時に疲労・倦怠感が認められた場合には、甲状腺機能低下症や副腎機能不全、1型糖尿病などのirAE(免疫関連有害事象)の発現を示唆することがあるので1)、その可能性を念頭に置いて症状を聴取する。
(1)甲状腺機能低下症甲状腺機能低下症は、irAEに伴う内分泌障害の中で最も高頻度に認められ、甲状腺機能亢進症に続いて発症することがある5)。甲状腺機能亢進症が認められる場合には、疲労・倦怠感を中心に浮腫、嗄声などをモニタリングし、甲状腺機能低下症の早期発見に努めることが重要である1,4)。なお、甲状腺機能低下症が発現した場合には、永続的な甲状腺ホルモン補充を要する場合もある4)。ただし、中枢性副腎機能不全が併発している場合には、ヒドロコルチゾン(副腎皮質ホルモン)より先にレボチロキシン(甲状腺ホルモン)を投与しないことが重要である4)。
(2)副腎機能不全副腎機能不全は、疲労・倦怠感とともに食欲不振や低血圧などの非特異的症状を呈することが多く、低血糖や低ナトリウム血症、高カリウム血症などの検査所見を認める場合は、副腎機能不全を疑う5)。副腎機能不全が発現した場合には、継続的にヒドロコルチゾンを補充する5)。ストレス下や合併症、発熱が認められる場合には、体内の副腎皮質ホルモンが相対的に不足し、疲労・倦怠感が増悪することがあるので、ヒドロコルチゾンの増量について患者さんに指導しておく7)。
(3)劇症1型糖尿病治療開始が遅れると致死的であるため、疾患の存在を想定し、早期に発見して適切な対処を行う必要がある5)。免疫チェックポイント阻害薬使用前には、患者さんに1型糖尿病・劇症1型糖尿病発症の可能性や注意すべき症状について十分に説明し、高血糖症状(口渇、多飲、多尿)や疲労・倦怠感などを自覚した場合、予定来院日以外でも受診または直ちに治療担当医に連絡するように指導しておく5)。また、上気道炎症状(発熱、咽頭痛など)、消化器症状(上腹部痛、悪心嘔吐など)などの前駆症状にも注意が必要である6)。劇症1型糖尿病が発現した場合には、迅速なインスリン投与およびケトアシドーシスに対する治療が必要であり、永続的なインスリン投与が必要となる場合もある5)。
患者さんへの指導
抗がん薬が直接関与する疲労・倦怠感
抗がん薬による疲労・倦怠感は頻度の高い副作用で、基本的には可逆的な副作用であることを伝える1)。根本的な対処は、原因薬剤の休薬、減量であるため1)、ある程度は疲労・倦怠感を受け入れた上で、生活の質を維持する方法を検討することが重要であることを指導する。具体的には、疲労・倦怠感の出現時には、勤務時間を減らす、リモート対応できるか確認する、家事などについて家族のサポートを受けるなど活動量を制限し体への負担を軽減する。一方で、疲労・倦怠感が軽減している時期には、軽度~中等度の有酸素運動(ウォーキングなどでもよい)、レジスタンストレーニング(筋力トレーニング)を取り入れるなど、メリハリのある生活を行うようにアドバイスする21,22)。
抗がん薬による内分泌異常に伴う疲労・倦怠感
特に、免疫チェックポイント阻害薬使用時にあらわれる疲労・倦怠感は、重篤なirAEの前兆である可能性があるため、症状を認めた際には直ちに医療機関へ相談するように指導する5)。また、irAEは免疫チェックポイント阻害薬の投与終了後1年以上経ってから発現する可能性がある23,24)ことを指導しておくとよい。
2025年12月更新
- <参考資料>
- 1) 吉村知哲、田村和夫監修. がん薬物療法副作用管理マニュアル第3版, 128-139, 医学書院, 2024.
- 2) NCCN Clinical Practice Guidelines in Oncology (NCCN Guidelines®). Cancer-Related Fatigue. V.2.2025.
National Comprehensive Cancer Network® (NCCN®). January 14 2025 - 3) NCCN Guidelines for Patients®. Fatigue and Cancer. 2024: 1-24.
(https://www.nccn.org/patients/guidelines/content/PDF/fatigue-patient.pdf) (2025年11月閲覧) - 4) 厚生労働省. 重篤副作用疾患別対応マニュアル 甲状腺機能低下症, 平成21年5月(令和4年2月改定)
- 5) 日本臨床腫瘍学会編. がん免疫療法ガイドライン第3版, 75-92, 金原出版, 2023.
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- 8) 日本臨床腫瘍研究グループ. Common Terminology Criteria for Adverse Events (CTCAE) version 6.0
(https://jcog.jp/doctor/tool/ctcaev6/) (2025年11月閲覧) - 9) Kang YE, et al. Sci Rep. 2023; 13: 12815.
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- 13) 国立がん研究センター. 「だるさ・倦怠感 もっと詳しく」(がん情報サービス)
(https://ganjoho.jp/public/support/condition/fatigue/ld01.html)(2025年11月閲覧) - 14) Inoue A, et al. Support Care Cancer. 2003; 11: 528-532.
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- 24) 厚生労働省. 免疫チェックポイント阻害薬による免疫関連有害事象対策マニュアル, 令和4年2月
(https://www.pmda.go.jp/files/000245271.pdf)(2025年11月閲覧)









