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専門医が解説する「頭痛」のこと

頭痛にはさまざまなタイプがあり、国際頭痛分類 第3版(ICHD-3)では300種類を超える頭痛が分類されています。
頭痛のタイプは、片頭痛や緊張型頭痛、三叉神経・自律神経性頭痛などの「一次性頭痛」と、脳や他の疾患が原因となり起こる「二次性頭痛」の大きく2つに分類されます。

二次性頭痛には、くも膜下出血、脳腫瘍、髄膜炎など緊急性の高いものや、てんかん、虚血性脳卒中、副鼻腔炎、うつ病(大うつ病性障害)や不安症等の精神疾患などが含まれます。頭痛を持つ患者さんが1種類以上の急性期または対症的頭痛治療薬を乱用することによる薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛,MOH)も二次性頭痛に分類されています。

数多くある頭痛について、複雑な他の疾患との関係や対処などを一般生活者向け頭痛啓発サイト「頭痛オンライン」(総監修:社会医療法人寿会 富永病院 副院長 竹島多賀夫先生)にてご紹介しています。
さまざまな診療科の頭痛専門医に解説していただいています。ぜひご覧ください。

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公開中のコンテンツ

片頭痛

片頭痛は、光や音、においなど様々な刺激により、三叉神経の末端からカルシトニン遺伝子関連ペプチドやサブスタンスPなどの神経伝達物質が分泌され、脳表面(硬膜)の神経と血管周囲に炎症がおこり、血管が拡張して痛みが発生します。頭の片側または両側が脈打つように痛み、吐き気を伴うことが多く、光や音に過敏になる随伴症状がみられることもあります。

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その頭痛は片頭痛?
他の疾患による頭痛?

頭痛には、片頭痛や緊張型頭痛のように繰り返し起こる慢性頭痛(一次性頭痛)や、他の疾患が原因となり起こる頭痛(二次性頭痛)があります。片頭痛との見極めが難しい頭痛の症状が現れることがある副鼻腔炎、顎関節症、月経前症候群(PMS)をあげて紹介しています。

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こころと頭痛

片頭痛や緊張型頭痛はストレスとの関係が深い頭痛として知られています。それら頭痛をもつ方は、うつ病や不安障害(パニック障害等)などのこころの病気を合併しやすいことがわかっています。また、うつ病などのこころの病気により頭痛が引き起こされることもあり、こころの状態は頭痛に深く関与します。

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鼻と頭痛

副鼻腔炎や花粉症を含むアレルギー性鼻炎は頭痛を引き起こすことが知られています。副鼻腔炎の場合、副鼻腔の炎症が三叉神経の近くまで広がり、三叉神経が刺激されることが原因の1つだと考えられています。片頭痛や群発頭痛でも鼻水などの症状があらわれることがあります。

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