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医療・介護ニュース

NCNPで依存症回復施設職員対象の研修実施-厚労省、薬物乱用防止戦略のフォローアップ公表

2020年07月13日 17:40

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 厚生労働省はこのほど、「第五次薬物乱用防止五か年戦略」(薬物乱用対策推進会議、2018年8月策定)のフォローアップを公表した。「薬物依存症者等への医療提供体制の強化」などに関するフォローアップを行い、その状況や結果を取りまとめている。【新井哉】

 同戦略では、5つの目標を設定しており、「薬物依存症者等への医療提供体制の強化」は、その目標の1つである「薬物乱用者に対する適切な治療と効果的な社会復帰支援による再乱用防止」に盛り込まれている。

 フォローアップでは、依存症対策総合支援事業の実施により、依存症専門医療機関・依存症治療拠点機関の選定を進め、依存症からの回復を目指す人に対する治療回復プログラムの提供を推進したことや、認知行動療法プログラムの普及を図ることで、地域における薬物依存の治療の充実を推進したことを取り上げている。

 「治療が可能な医療従事者の育成」に関しては、依存症対策全国拠点機関設置運営事業の中で、国立精神・神経医療研究センター(NCNP)において依存症回復施設職員を対象とした研修を実施したことなどを記載している。

出典:医療介護CBニュース