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医療・介護ニュース

救急救命士国家試験、24年の合格率は94.2%-前回より0.4ポイント増、厚労省発表

2024年03月29日 18:08

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 厚生労働省は29日、2024年の救急救命士国家試験の合格者数を発表した。合格率は前回の試験から0.4ポイント増え94.2%となった。3,330人が受験し、3,137人が合格した。【栗原浩太】

 救急救命士国家試験は毎年1回行われており、今回は10日に実施した。必修問題は55.0点中44.0点以上、通常問題は220.0点中132.0点以上が合格基準で、両方を満たして合格となる。今回の平均点は必修問題が51.6点、通常問題は180.8点だった。

 合格者の受験資格別の内訳は、救急救命士養成所6カ月課程修了者が1,135人で最も多く、以下は、救急救命士養成所2年課程修了者1,116人、厚労相指定科目履修大卒者843人、救急救命士養成所1年課程修了者41人などの順だった。

出典:医療介護CBニュース