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医療・介護ニュース

東京都のコロナ患者報告数が減少傾向-入院や発熱相談なども減少

2023年10月05日 18:51

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 東京都は5日、新型コロナウイルス感染症のモニタリング分析を公表した。専門家による分析では、定点医療機関当たりの患者報告数について「8月下旬から9月上旬を頂点として減少傾向が続いている」と指摘している。【新井哉】

 第39週(9月25日-10月1日)の定点医療機関当たりの患者報告数は前週比20.4%減の7.08人で、4週連続で減少した。

 2日時点の入院患者数は1,370人で、前週(9月25日時点)と比べて399人減った。医療提供体制への負荷は見られないとしながらも、「インフルエンザなどが増加しており、引き続き状況を注視する必要がある」としている。

 救急医療体制の逼迫度を把握する指標の「東京ルールの適用件数」、感染拡大の予兆を探知する指標の「#7119における発熱等相談件数」はいずれも減った。

出典:医療介護CBニュース