全国のインフルエンザ患者報告数が国の注意報基準値を下回ったことが24日、厚生労働省が公表した第11週のインフルエンザ発生状況で分かった。【新井哉】

　13日から19日までの1週間（第11週）の全国の定点医療機関当たりの患者報告数は前週比約24.1％減の8.42人だった。

　今シーズンは、第4週から第10週まで国の注意報基準値（10.0人）を上回っていた。第11週は42都道府県で前週よりも減っており、ピークアウトの兆しがみられる。