閉じる

医療・介護ニュース

熱中症救急搬送者、前週比3720人減の523人-総務省消防庁が16-22日の速報値を公表

2019年09月25日 18:25

印刷

 総務省消防庁は、熱中症の1週間の救急搬送状況(16-22日)の速報値を公表した。救急搬送者数は前週比3720人減の523人となっており、前週まで2週連続で増加していた搬送者数が減少に転じた。【新井哉】

 都道府県別の搬送者数は、愛知が45人で最も多く、以下は、東京(40人)、大阪(33人)、埼玉と鹿児島(共に32人)、千葉(31人)、岐阜(23人)、福岡と宮崎(共に22人)、神奈川と静岡(同20人)、兵庫(19人)などの順だった。

 年齢別では、65歳以上の高齢者が271人で、全体の51.8%を占めた。成人は166人(31.7%)、7歳以上18歳未満の少年は75人(14.3%)、生後28日以上7歳未満の乳幼児は11人(2.1%)。生後28日未満の新生児はいなかった。

 初診時の傷病程度別については、死亡が2人(0.4%)、重症が5人(1.0%)、中等症が172人(32.9%)、軽症が341人(65.2%)、その他が3人(0.6%)。熱中症の発生場所は、住居(201人)が最も多かった。

出典:医療介護CBニュース