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医療・介護ニュース

インフルエンザ患者増、東京で「流行開始」-10歳未満が6割超

2019年09月25日 16:45

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 東京都内のインフルエンザ患者報告数が増加し、「流行開始」の目安を上回ったことが25日、東京都感染症情報センターが公表した感染症発生動向調査の週報(ウェブ版)で分かった。【新井哉】

 週報によると、16日から22日までの週の1医療機関当たりの患者報告数は、前週比約13%増の1.06人となり、「流行開始」の目安となる1.0人を超えた。年齢別では、10歳未満が全体の6割超を占めている。

 保健所管内別では、多摩小平が4.05人で最も多く、以下は、中央区(1.8人)、文京と渋谷区(1.57人)、杉並(1.53人)、世田谷(1.46人)、中野区(1.4人)、板橋区(1.38人)、江戸川(1.37人)、八王子(1.33人)、北区(1.18人)、西多摩(1.14人)などの順だった。

 インフルエンザは例年12月から3月にかけて流行する。2018年は第49週(12月3-9日)に「流行開始」の目安を超えており、今シーズンの「流行開始」は昨シーズンよりも2カ月以上早い。

出典:医療介護CBニュース