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医療・介護ニュース

「皆で紡ぐ自殺対策」テーマに講演・シンポも-厚生労働省が予防週間関連の取り組みなど発表

2019年08月29日 17:05

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 厚生労働省は27日、医療関連団体などの自殺予防に関する取り組みの概要や実施時期などを発表した。自殺対策基本法で位置付けられている自殺予防週間(9月10-16日)を中心に行われる相談事業や啓発活動を取り上げている。【新井哉】

 厚労省によると、日本自殺予防学会は、9月6日から8日まで南山大(名古屋市昭和区)で開催する学会総会で、「支え合いとつながりで 皆で紡ぐ自殺対策」をテーマに講演やシンポジウムを行う。日本公認心理師会も、メールマガジンなどで会員に自殺予防週間を周知。日本臨床心理師会も定例電話相談(月-金)で相談を受け付ける。

 厚労省は、職場のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」で、自殺予防週間の啓発活動を実施。日本医師会は、厚労省が作成した広報ポスターを会員に配布する。日本薬剤師会も、このポスターを会員に案内し、薬局での掲示を呼び掛ける。

出典:医療介護CBニュース