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医療・介護ニュース

【感染症情報】感染性胃腸炎が5週連続で増加-手足口病、ヘルパンギーナは減少

2021年12月07日 14:35

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 国立感染症研究所がまとめた11月22日から28日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、速報値)によると、感染性胃腸炎の定点医療機関当たりの患者報告数が5週連続で増加した。手足口病とヘルパンギーナは減少。RSウイルス感染症は横ばいだった。【新井哉】

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約5.7%増の4.05人。都道府県別の上位3位は、福岡(7.59人)、埼玉(7.04人)、熊本(6.54人)。

〔手足口病〕報告数は前週比約17.1%減の1.41人。過去10年の同期と比べて最も多い。都道府県別の上位3位は、鹿児島(6.28人)、香川(6.07人)、佐賀(5.57人)。

〔ヘルパンギーナ〕報告数は前週比約14.9%減の0.4人。過去10年の同期と比べて最も多い。都道府県別の上位3位は、群馬(2.57人)、石川(2.24人)、鳥取(1.42人)。

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週と同じ0.25人。都道府県別の上位3位は、佐賀(2.83人)、鹿児島、沖縄(共に2.59人)。

出典:医療介護CBニュース