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医療・介護ニュース

空港検疫陽性は日本国籍19検体・外国籍26検体-厚労省がコロナ検査実績を更新

2021年12月03日 17:15

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 厚生労働省は3日、検疫所における滞在国・地域別の陽性検体数などの新型コロナウイルスの検査実績を更新した。検査実績によると、11月14日から20日までの1週間の陽性検体数は、日本国籍者が前週比1検体減の19検体、外国籍者が同1検体減の26検体となっている。【新井哉】

 この1週間の総検体数は、日本国籍者が1万1,781検体、外国籍者が9,958検体。陽性率は、日本国籍者が約0.16%、外国籍者が約0.26%だった。

 日本国籍者の国・地域別(入国前14日間に滞在)の陽性検体数は、フランスが3検体で最も多かった。以下は、イタリア(2検体)、アラブ首長国連邦、ウズベキスタン、英国、オーストリア、オランダ、グアム、スロベニア、チェコ、パキスタン、フィリピン、米国、ベトナム、ポルトガル、マルタ(各1検体)の順だった。

 外国籍者は、ネパール、パキスタン、フィリピン(各3検体)、ウズベキスタン、エジプト、スリランカ、米国(各2検体)、インド、ウクライナ、韓国、クロアチア、ブラジル、ペルー、ミャンマー、モンゴル、ロシア(各1検体)となっている。

 この集計は速報値で、厚労省は「成田空港、羽田空港、関西空港、福岡空港、中部空港からの入国者について集計している」と説明。総検体数・陽性検体数については、入国前14日間に滞在した国・地域を計上。入国者が複数の国・地域に滞在していた場合は滞在していた国・地域を全て計上している。

出典:医療介護CBニュース