閉じる

医療・介護ニュース

【感染症情報】RSウイルス感染症が減少-手足口病・ヘルパンギーナは3週連続で増加

2021年09月14日 16:20

印刷

 国立感染症研究所がまとめた8月30日から9月5日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、速報値)によると、RSウイルス感染症の定点医療機関当たりの患者報告数が減少した。手足口病、ヘルパンギーナは3週連続で増えた。咽頭結膜熱(プール熱)は2週連続で減った。【新井哉】

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比約10.1%減の1.87人。都道府県別の上位3位は、鳥取(12.95人)、新潟(10.81人)、福島(7.76人)。

〔手足口病〕報告数は前週比約20.8%増の0.58人。都道府県別の上位3位は、熊本(6.46人)、岩手(4.27人)、鹿児島(4人)。

〔ヘルパンギーナ〕報告数は前週比約6.8%増の0.47人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、新潟(4.61人)、宮崎(3.25人)、滋賀(1.58人)。

〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比約7.1%減の0.13人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、佐賀(0.43人)、山形(0.38人)、鹿児島(0.33人)。

出典:医療介護CBニュース