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レジメン紹介

FOLFIRINOX療法:レボホリナート(l-LV)+フルオロウラシル(5-FU)+イリノテカン(CPT-11)+オキサリプラチン(L-OHP)

レジメン紹介

局所進行切除不能・遠隔転移(一次)
   
1
2
3
8
15
レボホリナート 200mg/m² 静注
     
フルオロウラシル 400mg/m² 急速
静注
     
フルオロウラシル 2400mg/m² 持続
静注
     
イリノテカン 180mg/m² 静注
     
オキサリプラチン 85mg/m² 静注
     
投与サイクル 2週毎に投与 サイクル数 増悪または忍容性がない場合まで継続
※投与方法に関する情報等、ご不明な点がございましたらお問い合わせください。​お問い合わせ

副作用

種類 発現頻度 発現頻度
発熱性好中球減少症 5.4% 22.2%
好中球減少(Grade≧3) 45.7% 77.8%
血小板減少(Grade≧3) 9.1% 11.1%
貧血(Grade≧3) 7.8% 11.1%
疲労(Grade≧3) 23.6% -
嘔吐(Grade≧3) 14.5% 8.3%(悪心)
下痢(Grade≧3) 12.7% 8.3%
神経障害(感覚性,Grade≧3) 9.0% 5.6%
ALT上昇(Grade≧3) 7.3% 8.3%
血栓塞栓症(Grade≧3) 6.6% -
※試験概要、試験名など試験の詳細は参考文献等をご確認ください。​
【参考文献】
N Engl J Med.364(19):1817-25(2011).(p1824)
Cancer Sci.105(10):1321–6(2014).(p1324)
各薬剤の主な副作用 FOLFIRINOX:白血球減少、好中球減少、貧血、血小板減少、食欲不振、悪心・嘔吐、倦怠感、下痢、末梢性感覚ニューロパチー、コリン作動性症候群
【参考文献】
古瀬純司・奥坂拓志編,膵がん・胆道がん薬物療法ハンドブック,2014,南江堂
催吐性 高度
血管への影響 5-FU:炎症性抗がん剤
CPT-11:炎症性抗がん剤
L-OHP:炎症性抗がん剤
【参考文献】
日本癌治療学会編,制吐薬適正使用ガイドライン2015年
国立がん研究センター内科レジデント編,がん診療レジデントマニュアル,2013,医学書院

治療成績

局所進行切除不能・遠隔転移
(一次)
奏効率
31.6%
無増悪生存期間
6.4ヶ月
生存期間中央値
11.1ヶ月
局所進行切除不能・遠隔転移
(一次)(日本人データ)
奏効率
38.9%
無増悪生存期間
5.6ヶ月
生存期間中央値
10.7ヶ月
※試験概要、試験名など試験の詳細は参考文献等をご確認ください。​
【参考文献】
N Engl J Med.364(19):1817-25(2011).
Cancer Sci.105(10):1321–6(2014).

使用時の注意

使用時の注意

※投与方法に関しては一例です。各製品の電子添文をご確認ください。

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「レジメン紹介」に掲載しているレジメンの選択基準については、ご監修いただいたご専門の先生方に、代表的な試験をもとに公平な立場で選定していただきました。
また製品のご使用にあたっては、最新の電子添文等をご確認ください。

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