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レジメン紹介

CDDP+DTX療法:シスプラチン(CDDP)+ドセタキセル(DTX)

レジメン紹介

進行期
   
1
8
15
22
シスプラチン 80mg/m² 静注
ドセタキセル 60mg/m² 静注
   
投与サイクル 3週毎に投与 サイクル数 6サイクル以内

投与方法

薬剤 投与経路 用量 投与時間
注射抗がん剤および支持療法:Day1
アプレピタント 経口 125mg 抗がん剤投与60~90分前
パロノセトロン
デキサメタゾン
生理食塩液
静注 0.75mg
9.9mg
50mL
15分
ドセタキセル
5%ブドウ糖液
静注 60mg/m²
250mL
60分
輸液(開始液)
KCL
硫酸マグネシウム
静注 500mL
10mEq
8mEq
60分
20%マンニトール 静注 200mL 30分
シスプラチン
生理食塩液
静注 80mg/m²
250mL
60分
生理食塩液(1/4希釈)
KCL
静注 500mL
10mEq
60分
経口制吐剤:Day2~4
アプレピタント 経口 80mg day2,3
デキサメタゾン 経口 8mg 分2(朝、昼)、day2-4
※投与方法に関する情報等、ご不明な点がございましたらお問い合わせください。​お問い合わせ

副作用

種類 発現頻度
白血球減少(Grade≧3) 46%
好中球減少(Grade≧3) 74%
貧血(Grade≧3) 10%
血小板減少(Grade≧3) 1%
悪心・嘔吐(Grade≧3) 9%
下痢(Grade≧3) 9%
食欲不振(Grade≧3) 21%
疲労(Grade≧3) 4%
AST/ALT上昇(Grade≧3) 1%
ビリルビン上昇(Grade≧3) 2%
※試験概要、試験名など試験の詳細は参考文献等をご確認ください。​
【参考文献】
J Clin Oncol.22(2):254-61(2004).(p258)
各薬剤の主な副作用 CDDP:悪心、嘔吐、食欲不振、倦怠感、腎機能障害、骨髄抑制、聴力障害、末梢神経障害、電解質異常(特に低Mg血症が特徴的)
DTX:骨髄抑制、悪心、嘔吐、脱毛、倦怠感、末梢神経障害、皮疹、爪の変化、感染、浮腫・体液貯留(胸水など)
【参考文献】
国立がん研究センター内科レジデント編,がん診療レジデントマニュアル,2013,医学書院(一部改変)
催吐性 高度
血管への影響 CDDP:炎症性抗がん剤
DTX:起壊死性抗がん剤
【参考文献】
日本癌治療学会編,制吐薬適正使用ガイドライン2014年
国立がん研究センター内科レジデント編,がん診療レジデントマニュアル,2013,医学書院

治療成績

Ⅳ期
奏効率
37.1%
1年生存率
47.7%
生存期間中央値
11.3ヶ月
※試験概要、試験名など試験の詳細は参考文献等をご確認ください。​
【参考文献】
J Clin Oncol.22(2):254-61(2004).

使用時の注意

使用時の注意

※投与方法に関しては一例です。各製品の電子添文をご確認ください。

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また製品のご使用にあたっては、最新の電子添文等をご確認ください。

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