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レジメン紹介

CDDP+PEM+ペムブロリズマブ療法:シスプラチン(CDDP)+ペメトレキセド(PEM)+ペムブロリズマブ

レジメン紹介

■お知らせ

誠に勝手ながら、2025年3月31日をもちまして「レジメン紹介」のコンテンツを閉鎖いたします。
これまでご利用いただきました皆さまには、心より御礼申し上げます。

進行期(非扁平上皮癌)
   
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シスプラチン 75mg/m² 静注
ペメトレキセド 500mg/m² 静注
   
ペムブロリズマブ 200mg 静注
   
投与サイクル 3週毎に投与 サイクル数 4サイクル(プラチナ製剤併用療法は4サイクルで終了し、ペメトレキセド、ペムブロリズマブでの維持療法に移行する)

投与方法

薬剤 投与経路 用量 投与時間
注射抗がん剤および支持療法:Day1
アプレピタント 経口 125mg 抗がん剤投与60~90分前
パロノセトロン
デキサメタゾン
生理食塩液
静注 0.75mg
9.9mg
50mL
15分
ペムブロリズマブ
生理食塩液
静注 200mg
100mL
30分
生理食塩液 静注 50mL 5分
ペメトレキセド
生理食塩液
静注 500mg/m²
100mL
10分
輸液(開始液)
KCL
硫酸マグネシウム
静注 500mL
10mEq
8mEq
60分
20%マンニトール 静注 200mL 30分
シスプラチン
生理食塩液
静注 75mg/m²
250mL
60分
生理食塩液(1/4希釈)
KCL
静注 500mL
10mEq
60分
支持療法:Day-7~(治療開始7日前から)
ビタミンB12 筋注 1000μg 9週ごとに投与。ペメトレキセド最終投与後、3週間は投与
葉酸 経口 500μg 連日投与。ペメトレキセド最終投与後、3週間は投与
経口制吐剤:Day2~4
アプレピタント 経口 80mg day2,3
デキサメタゾン 経口 8mg 分2(朝、昼)、day2-4
プラチナ製剤併用療法終了後:病勢増悪もしくは毒性中止まで3週毎に繰り返す
デキサメタゾン
生理食塩液
静注 6.6mg
50mg
15分、day1
ペムブロリズマブ
生理食塩液
静注 200mg
100mL
30分、day1
生理食塩液 静注 50mL 5分、day1
ペメトレキセド
生理食塩液
静注 500mg/m²
100mL
10分、day1
生理食塩液 静注 50mL 15分、day1
デキサメタゾン 経口 8mg 分2(朝、昼)、day2,3
※投与方法に関する情報等、ご不明な点がございましたらお問い合わせください。​お問い合わせ

副作用

種類 発現頻度
好中球減少(Grade≧3) 15.8%
貧血(Grade≧3) 16.3%
血小板減少(Grade≧3) 7.9%
無力症(Grade≧3) 6.2%
疲労(Grade≧3) 5.7%
下痢(Grade≧3) 5.2%
嘔吐(Grade≧3) 3.7%
呼吸困難(Grade≧3) 3.7%
悪心(Grade≧3) 3.5%
皮疹(Grade≧3) 1.7%
※試験概要、試験名など試験の詳細は参考文献等をご確認ください。​
【参考文献】
N Engl J Med.378(22):2078-92(2018).(p2089)
各薬剤の主な副作用 CDDP:悪心、嘔吐、食欲不振、倦怠感、腎機能障害、骨髄抑制、聴力障害、末梢神経障害、電解質異常(特に低Mg血症が特徴的)
PEM:悪心、皮疹、疲労、骨髄抑制
ペムブロリズマブ:下痢、疲労、発熱、悪心、そう痒症、発疹、間質性肺疾患、神経障害、肝機能障害、甲状腺機能障害、下垂体機能障害、1型糖尿病、腎機能障害、膵炎、筋炎・横紋筋融解症、インフュージョンリアクション
【参考文献】
国立がん研究センター内科レジデント編,がん診療レジデントマニュアル,2013,医学書院(一部改変)
催吐性 高度
血管への影響 CDDP:炎症性抗がん剤
PEM:非壊死性抗がん剤
【参考文献】
日本癌治療学会編,制吐薬適正使用ガイドライン2014年
国立がん研究センター内科レジデント編,がん診療レジデントマニュアル,2013,医学書院

治療成績

進行期(非扁平上皮癌)
奏効率
47.6%
無増悪生存期間
8.8ヶ月
12ヶ月生存率
69.2%
※試験概要、試験名など試験の詳細は参考文献等をご確認ください。​
【参考文献】
N Engl J Med.378(22):2078-92(2018).

使用時の注意

使用時の注意

※投与方法に関しては一例です。各製品の電子添文をご確認ください。

関連コンテンツ

副作用マネジメント

副作用の対処方法(薬物療法)をご紹介しています。がん治療で起こる副作用の発現頻度や重症度の判定方法、支持療法などをご確認いただけます。

日常生活のアドバイス

副作用の対処方法(非薬物療法)について、患者さんの生活指導に役立つ食事や運動、セルフケアなどをご紹介しています。印刷し、患者さんへの説明にもご活用いただけます。

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また製品のご使用にあたっては、最新の電子添文等をご確認ください。

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