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レジメン紹介

FOLFIRI+RAM療法:レボホリナート(l-LV)+フルオロウラシル(5-FU)+イリノテカン(CPT-11)+ラムシルマブ(RAM)

レジメン紹介

■お知らせ

誠に勝手ながら、2025年3月31日をもちまして「レジメン紹介」のコンテンツを閉鎖いたします。
これまでご利用いただきました皆さまには、心より御礼申し上げます。

転移・再発
   
1
2
3
8
15
・・・
・・・
レボホリナート 200mg/m² 静注
フルオロウラシル 400mg/m² 急速
静注
     
フルオロウラシル 2400mg/m² 持続
静注
     
イリノテカン 150mg/m² 静注
ラムシルマブ 8mg/kg 静注
     
投与サイクル 2週毎に投与 サイクル数 -

投与方法

薬剤 投与経路 用量 投与時間
注射抗がん剤および支持療法:Day1
ジフェンヒドラミン塩酸塩 静注 50mg ラムシルマブ投与30分前までに投与
グラニセトロン
デキサメタゾン
生理食塩液
静注 1mg
6.6mg
50mL
15分
ラムシルマブ
生理食塩液
静注 8mg/kg
250mL
60分
観察期間 60分(最初の2サイクルは必須。
Infusion reactionの発現がなければ、
サイクル3以降は省略可。)
レボホリナート
5%ブドウ糖液
静注 200mg/m²
250mL
120分
イリノテカン
5%ブドウ糖液
静注 150mg/m²
250mL
90分(レボホリナートと同時に投与開始)
フルオロウラシル
生理食塩液
急速静注 400mg/m²
50mL
ワンショット
フルオロウラシル
生理食塩液
持続静注 2400mg/m²
適量
46時間持続
経口制吐剤:Day2~3
デキサメタゾン
(比較的嘔気・嘔吐を伴うことも多く、アプレピタントを併用することも考慮してもよいが、併用時にはデキサメタゾンの量を減らす)
経口 8mg 分2(朝、昼)、day2,3
※投与方法に関する情報等、ご不明な点がございましたらお問い合わせください。​お問い合わせ

副作用

種類 発現頻度
発熱性好中球減少症 4%
好中球減少(Grade≧3) 38%
貧血(Grade≧3) 2%
血小板減少(Grade≧3) 3%
疲労(Grade≧3) 12%
高血圧(Grade≧3) 11%
下痢(Grade≧3) 11%
タンパク尿(Grade≧3) 3%
出血/出血性イベント(Grade≧3) 2%
※試験概要、試験名など試験の詳細は参考文献等をご確認ください。​
【参考文献】
Lancet Oncol.16(5):499-508(2015).(p506)
各薬剤の主な副作用 5-FU:食欲不振、下痢、口内炎、骨髄抑制、心筋虚血、白質脳症
CPT-11:骨髄抑制、下痢、悪心、嘔吐、食欲不振、間質性肺炎
RAM:動脈血栓塞栓症、静脈血栓塞栓症、インフュージョンリアクション、消化管穿孔、出血、高血圧、腹痛、疲労
【参考文献】
国立がん研究センター内科レジデント編,がん診療レジデントマニュアル,2013,医学書院(一部改変)
催吐性 中等度
血管への影響 5-FU:炎症性抗がん剤
CPT-11:炎症性抗がん剤
【参考文献】
日本癌治療学会編,制吐薬適正使用ガイドライン2014年
国立がん研究センター内科レジデント編,がん診療レジデントマニュアル,2013,医学書院

治療成績

転移・再発例
奏効率
13.4%
無増悪生存期間
5.7ヶ月
生存期間中央値
13.3ヶ月
※試験概要、試験名など試験の詳細は参考文献等をご確認ください。​
【参考文献】
Lancet Oncol.16(5):499-508(2015).

使用時の注意

使用時の注意

※投与方法に関しては一例です。各製品の電子添文をご確認ください。

関連コンテンツ

副作用マネジメント

副作用の対処方法(薬物療法)をご紹介しています。がん治療で起こる副作用の発現頻度や重症度の判定方法、支持療法などをご確認いただけます。

日常生活のアドバイス

副作用の対処方法(非薬物療法)について、患者さんの生活指導に役立つ食事や運動、セルフケアなどをご紹介しています。印刷し、患者さんへの説明にもご活用いただけます。

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「レジメン紹介」に掲載しているレジメンの選択基準については、ご監修いただいたご専門の先生方に、代表的な試験をもとに公平な立場で選定していただきました。
また製品のご使用にあたっては、最新の電子添文等をご確認ください。

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