調製時の注意

ADR: 溶解時のpHにより安定性が低下することがあるので、注射用水又は生理食塩液に溶解すること。 生理食塩液で溶解する場合は、10mg(力価)あたり1mL以上で速やかに行うこと。(微量の生理食塩液で溶解を開始すると溶けにくくなることがある。)
CPA: 100mgあたり5mLの生理食塩液、注射用水等を加えて溶解すること。点滴静注の場合には、溶解後適当な補液で希釈すること。
PTX: 5%ブドウ糖注射液及び生理食塩液を除く他の薬剤とは混注しないこと。(投与時間:3週間毎投与(A法);3時間、週1回投与(B法);1時間)
調製時に、注射針に塗布されているシリコーン油により不溶物を生じることがある。調製後に薬液中に不溶物がないか目視で確認すること。不溶物が認められた場合は使用しないこと。

投与前の注意

ADR: 総投与量が500mg/m²(体表面積)を越えると、重篤な心筋障害を起こすことが多くなるので注意すること。
PTX: 重篤な過敏症状の発現を防止するため、本剤投与前に必ず前投薬を行うこと。
アルコールに過敏な患者には慎重に投与すること。
0.22ミクロン以下のメンブランフィルターを用いたインラインフィルターを通して投与すること。点滴用セット等で、DEHPを含有しているものの使用を避けること。輸液ポンプを使用して投与する場合は、ろ過網が組み込まれた輸液セットは使用しないこと。

投与中/後の注意

ADR: 尿中排泄により尿が赤色になることがある。
CPA: 出血性膀胱炎、排尿障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量、休薬等の適切な処置を行うこと。
【参考文献】 各製品添付文書
※投与方法に関しては一例です。各製品の添付文書をご確認ください。