調製時の注意

CPT-11: 投与量に応じて500mL以上の生理食塩液、ブドウ糖液または電解質維持液に混和する。(投与時間:90分以上)
BV: 生理食塩液に添加して約100mLとする。

投与前の注意

BV: ブドウ糖溶液を混合した場合、力価の減弱が生じるおそれがあるため、ブドウ糖溶液との混合を避け、本剤とブドウ糖溶液の同じ点滴ラインを用いた同時投与は行わないこと。
Cape: テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤投与中止後、本剤の投与を行う場合は、少なくとも7日以上の間隔をあけること。

投与中/後の注意

CPT-11: 排便回数の増加、水様便または腹痛を伴うような場合は、継続投与により下痢が強く発現することがある。また、腹痛を有する患者に投与した場合、高度な下痢があらわれることがある。
BV: 投与時間は初回投与時は90分かけて点滴静注する。初回投与時の忍容性が良好であれば、2回目の投与は60分間で行ってもよい。2回目の投与においても忍容性が良好であれば、それ以降の投与は30分間とすることができる。
Cape: 定期的(特に投与初期は頻回)に臨床検査(血液検査、肝機能・腎機能検査等)を行うなど、患者の状態を十分に観察すること。
【参考文献】 各製品電子添文
※投与方法に関しては一例です。各製品の電子添文をご確認ください。