阪神調剤ホールディング

在宅医療の最前線「患者さんと寄り添う在宅医療」を実践する薬剤師地域医療へのさらなる挑戦 ~信頼される“かかりつけ薬局”となるために~

薬剤師・栄養士・事務員約700名が参加

阪神調剤ホールディングは、1月8日に大阪市内で初の学術大会を開催した。開催テーマは「地域医療へのさらなる挑戦~信頼される“かかりつけ薬局”となるために~」とし、全国の事業会社35社から約700人が参加した。なかでも本大会は、薬剤師のみならず栄養士や事務員も大勢が参加するという他に類を見ない大会となった。

岩崎壽毅社長

開催に際して岩崎壽毅社長は、「阪神調剤ホールディングは、学術面・研修面においても業界トップクラスになるという目標に向けて、社員一丸となって各自の職務能力を磨いてほしい。そして、患者様に最高の医療を提供するとともに、地域の健康をサポートして皆様から『信頼』されるように日々『挑戦』を怠らないようにしてほしい」との思いを語った。

岩崎賀世子副社長

岩崎賀世子副社長は、「薬局運営において患者様への接遇は最も重要視すべきであり、そのためには事務スタッフの働きが欠かせない」と語った。実際に本大会では、別会場を設けて接遇に関する専門家達による講演や、栄養士と事務員による日頃の活動成果の発表と活発な討議が行われた。

最高の医療を提供し地域の健康をサポートするためには

大阪薬科大学 政田幹夫 学長

本大会では、薬剤師向けと栄養士・事務員向けの2会場で行われた。薬剤師会場では、基調講演は「生き残る薬剤師と淘汰される薬剤師」をテーマに大阪薬科大学 政田幹夫 学長、特別講演は「地域包括ケアにおける薬局薬剤師の役割」をテーマに日本在宅薬学会 狭間研至 理事長が登壇された。地域医療連携や多職種連携等の医療の内容から、薬の専門家としての今後を熱く語られた。
栄養士・事務員会場では、基調講演は「薬局における接遇の重要性」をテーマに日本リレーション株式会社 浅尾京子 代表取締役が登壇され、接遇の重要性を説き、接遇のプロとしての意識の向上を求めた。

株式会社Kaeマネジメント 駒形和哉 代表取締役

特別講演は「薬局で働くスタッフとして今後求められるもの」をテーマに株式会社Kaeマネジメント 駒形和哉 代表取締役が登壇され、経営環境、PDCAサイクル、報連相など実践的な内容が盛り込まれた講演であった。

栄養士、事務員の口頭発表も

阪神調剤薬局 事務

口頭発表では薬剤師会場で7演題あり、基幹病院でのレジデント参加報告が2演題、在宅・多職種連携が3演題、その他には検査値を活用した疑義照会など、いま薬剤師に求められている内容と、今後将来的に求められる内容が発表された。特に、在宅関連では認知症患者と末期がん患者に関する内容もあり、聴講者も熱心にメモを取っている姿が印象的であった。

阪神調剤薬局 薬剤師

今回の学術大会の目玉である、栄養士・事務員が参加する会場では4演題が発表された。
栄養士の取り組みが2演題、事務員研修が1演題あり、薬局スタッフ全員で患者様に接していることが良くわかる内容であった。栄養士の発表では、疾患勉強会を通じた研修報告と、糖尿病患者様の病状改善を目指した栄養相談の実施についての発表も行われた。2名の患者様での実施であるが、月に1回の栄養相談でHbA1cが改善された事例が紹介された。

薬剤師・栄養士・事務員の新人全員がポスター発表を実施

薬剤師・栄養士・事務員の新人全員がポスター発表を実施

本学術大会には、ポスター発表の会場も設けられ、全116演題と非常に多数の演題が掲示された。この中には全職種の新人96人が発表を行っており、薬剤師では服薬指導、後発医薬品の使用促進、適正使用に関する内容が、栄養士・事務員では、OTC医薬品、健康補助食品に関する内容が目立った。多くの来場者が会場を埋め尽くし熱気に溢れる状況であった。

かかりつけ薬局のために何が必要か

学術大会の様子

今回の学術大会は35の事業会社が集い、かつ薬剤師以外も発表するという、非常に特徴のある学術大会であった。また約700人もの参加者を集めての開催となり、非常に大きな投資となるが、阪神調剤ホールディングは将来を見据え、「地域医療」と「かかりつけ薬局」へ大きく舵を切って進む、との強い意志を表現したのではないかと感じられた。

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