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医療・介護ニュース

精神保健福祉「電話相談」が前年度比6万人増-厚労省が18年度地域保健・健康増進事業報告公表

2020年07月17日 14:20

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 厚生労働省は16日、2018年度の地域保健・健康増進事業報告の概況を公表した。保健所・市区町村における精神保健福祉の「相談等延人員」は、「電話相談」が前年度比6万13人増の157万8041人だった。【新井哉】

 「電話相談」以外の「相談等延人員」については、「相談」が同4548人増の89万7236人、「訪問指導」が同6106人増の35万4721人、「デイ・ケア」が同5685人減の7万7027人、「メール相談」が同654人増の1万9026人となっている。

 「相談」の内容別の「延人員」も取り上げている。「その他」(36万6261人)を除くと、「社会復帰」が26万962人で最も多く、以下は「心の健康づくり」(14万8885人)、「老人精神保健」(4万5070人)、「アルコール」(3万5246人)、「思春期」(2万3500人)、「薬物」(5854人)、「てんかん」(4692人)などの順だった。

出典:医療介護CBニュース