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医療・介護ニュース

東京都の新型コロナ1週間患者数、3週連続で増加-半数近くが20歳代

2020年06月18日 13:45

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 東京都内の新型コロナウイルス感染症の1週間当たりの患者報告数が3週連続で増加したことが、18日に公表された東京都感染症週報で分かった。20歳代が全体の半数近くを占めている。【新井哉】

 週報によると、8日から14日までの週(保健所受理週)の患者報告数は前週比69人増の215人(無症状病原体保有者を含む)。年齢別の患者報告数は20歳代が104人で最も多く、以下は、30歳代(46人)、60歳代(17人)、40歳代、50歳代(共に12人)、70歳代(11人)、10歳代、80歳代(共に6人)などの順だった。

 推定感染地は「国内」が190人で、「不明」(22人)、「サウジアラビア」「フィリピン」「米国」(各1人)もあった。推定感染経路は、▽「飛沫・飛沫核感染又は接触感染」(108人)▽「不明」(58人)▽「飛沫・飛沫核感染」(27人)▽「接触感染」(22人)-とされている。

 2月1日に新型コロナウイルス感染症が指定感染症に定められたため、患者(無症状病原体保有者を含む)の報告数や年齢、推定感染地、推定感染経路が週報で公表されるようになった。2020年の累計患者報告数は5730人となっている。

出典:医療介護CBニュース