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医療・介護ニュース

不眠など続く場合は精神保健福祉センターに相談を-徳島県がチラシ作成、コロナで不安感じる人対象に

2020年06月10日 19:40

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 徳島県は、「新型コロナウイルス感染に関して不安を感じていらっしゃる方へ」と題したチラシを作成し、不眠、食欲不振、不安などが長く続く場合は、県精神保健福祉センターに相談するよう呼び掛けている。【新井哉】

 チラシでは、ストレス状態が長く続くと、気持ちや身体、生活にさまざまな影響が及ぶ場合があることを取り上げている。例えば、身体に関しては、▽疲れやすい▽めまい▽頭痛▽肩こり▽吐き気▽腹痛▽食欲不振▽過食▽眠れない▽悪夢、同じ夢を繰り返し見る-を挙げている。

 このような状態は、慢性的なストレスを受けた時に「多くの人に起こる、正常で自然な反応」と説明。「長い時には数週間続く場合もありますが、ほとんどの場合は自然に回復します」としている。

 不安を感じた時の対処方法も記載している。具体的な対処方法として、「食事、睡眠のリズムを守る」「カフェイン、お酒、激しい運動や大きな音等の強い刺激は避ける」「軽い運動を取り入れる」などを挙げている。

出典:医療介護CBニュース