国立感染症研究所がまとめた13日から19日までの週の5類感染症の患者報告（小児科定点医療機関約3000カ所、速報値）によると、ヘルパンギーナの定点医療機関当たりの患者報告数が減少に転じた。また、感染性胃腸炎は12週連続、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は8週連続、咽頭結膜熱（プール熱）は6週連続、伝染性紅斑（リンゴ病）は3週連続でそれぞれ減少した。【新井哉、瀬戸直樹】

〔ヘルパンギーナ〕報告数は前週比約33.3％減の0.02人。都道府県別の上位3位は、佐賀（0.3人）、福岡（0.16人）、沖縄（0.12人）。〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約8.1％減の1.48人。都道府県別の上位3位は、鹿児島（4.26人）、愛媛（3.78人）、島根（3.3人）。〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約13.5％減の1.09人。都道府県別の上位3位は、新潟（4.09人）、鳥取（3.32人）、長崎（2.95人）。〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比約7.1％減の0.13人。都道府県別の上位3位は、長崎（0.66人）、鹿児島（0.64人）、宮崎（0.6人）。〔伝染性紅斑〕報告数は前週比約25.0％減の0.12人。都道府県別の上位3位は、大分（0.58人）、福井（0.43人）、鹿児島（0.38人）。