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医療・介護ニュース

インフルエンザ患者数、過去10年同期比で最少-前週比40%減、9県で報告なし

2020年04月21日 15:35

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 インフルエンザの全国の1週間の患者報告数が、過去10年の同期と比べて最も少なくなっていることが、国立感染症研究所が21日に公表した6日から12日までの週の患者報告で分かった。【新井哉】

 同研究所によると、この週の患者報告数(定点医療機関約5000カ所)は、前週比約40%減の定点当たり0.09人で、11週連続で減少した。福島、新潟、山梨、長野、山口、高知、大分、宮崎、鹿児島の9県では、患者の報告がなかった。

 都道府県別では、青森が1.18人で最も多く、以下は、岩手(0.77人)、沖縄(0.26人)、岡山(0.25人)、富山(0.19人)、香川(0.17人)、岐阜(0.16人)、京都(0.15人)などの順だった。

出典:医療介護CBニュース