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医療・介護ニュース

東京都内の新型コロナ患者報告数、3週連続で増加-推定感染地域、7割近くが「国内」

2020年03月26日 15:20

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 東京都内の新型コロナウイルス感染症の1週間当たりの患者報告数が3週連続で増えたことが、26日に公表された東京都感染症週報で分かった。推定感染地域は「国内」が7割近くを占めている。【新井哉】

 週報によると、16日から22日までの週(保健所受理週)の患者報告数は前週比21人増の47人。年齢別の患者報告数は40歳代が18人で最も多かった。50歳代は9人、60歳代は7人、20歳代は6人、30歳代、70歳代はいずれも3人、80歳代は1人だった。

 推定感染地は「国内」が32人、「イギリス」「イタリア」「フランス」「米国」などもあった。推定感染経路は、▽「不明」(23人)▽「飛沫・飛沫核感染」(11人)▽「飛沫・飛沫核感染又は接触感染」(8人)▽「接触感染」(5人)-とされている。

 2月1日に新型コロナウイルス感染症が指定感染症に定められたため、患者(無症状病原体保有者を含む)の報告数や年齢、推定感染地、推定感染経路が週報で公表されるようになった。

出典:医療介護CBニュース