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医療・介護ニュース

薬剤師国家試験の合格率、5年ぶりに70%下回る-合格者は1万人割れ、厚労省発表

2020年03月24日 16:45

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 厚生労働省が24日に発表した第105回薬剤師国家試験の結果によると、合格率は前回と比べて1.33ポイント低い69.58%で、5年ぶりに70%を下回った。合格者数は、236人少ない9,958人。【松村秀士】

 105回目の薬剤師国家試験は、2月22、23の両日に実施され、1万4,311人(前回比65人減)が受験した。

 9,958人の合格者のうち、男性は3,823人(合格率67.33%)、女性は6,135人(71.06%)。また、合格者は、「6年制新卒」が7,795人(84.78%)、「6年制既卒」が2,050人(42.67%)、旧4年制卒などの「その他」が113人(36.10%)だった。

 大学区分別の合格率は、国立が84.88%、公立が85.56%、私立が68.54%。設置主体別で合格率が最も高かったのは、国立は金沢大(97.50%)、公立は静岡県立大(89.52%)、私立は名城大(92.52%)だった。

出典:医療介護CBニュース