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医療・介護ニュース

【感染症情報】インフルエンザが7週連続で増加-プール熱、感染性胃腸炎は4週連続増

2019年12月17日 20:20

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 国立感染症研究所がまとめた2日から8日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、インフルエンザ定点医療機関約5000カ所、速報値)によると、インフルエンザの定点医療機関当たりの患者報告数が7週連続で増えた。咽頭結膜熱(プール熱)と感染性胃腸炎は4週連続で増加。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、伝染性紅斑(リンゴ病)も2週連続で増加したが、手足口病は増加から減少に転じた。【松村秀士、瀬戸直樹】

〔インフルエンザ〕報告数は前週比約72.5%増の9.52人。都道府県別の上位3位は、北海道(25.11人)、青森(21.88人)、富山(19.31人)。〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比約15.9%増の0.73人。都道府県別の上位3位は、鳥取(2.05人)、鹿児島(1.98人)、福井(1.78人)。〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約10.9%増の5.92人。都道府県別の上位3位は、熊本(15.34人)、群馬(10.74人)、大分(10.64人)。〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約5.5%増の3.27人。都道府県別の上位3位は、山形(7.07人)、新潟(6.72人)、北海道(6.06人)。〔伝染性紅斑〕報告数は前週比約1.7%増の0.61人。都道府県別の上位3位は、熊本(2.14人)、長崎(1.57人)、大分(1.39人)。〔手足口病〕報告数は前週比約10.2%減の0.97人。都道府県別の上位3位は、佐賀(4.18人)、青森(2.52人)、新潟(2.44人)。

出典:医療介護CBニュース